敗退

富士山 御殿場口(敗退)

天気がよさそうだったので,連休はテントを
持ってどこかにいこうかと一週間前から悩んでいた.
駐車場の満車,テン場も混雑,登山道は渋滞を想像して躊躇.


テントは諦めるとして,それ以外は大丈夫な場所ということで,
御殿場口から富士山の山登りに挑戦.
御殿場口からの登山は以前の散々な思い出がある.富士山の山登りはいつも体力不足を痛感させられるぼろぼろの
思い出しかないのだが,昔に比べらたら,体力はついているはずだし,体調を整えれば
いけるだろうと思ったが,甘かった.


24時過ぎに駐車場に到着.想像以上に車があり,第一駐車場は満車.
第二駐車場も2/3位埋まっている.
駐車場で朝すぎまで仮眠.夜中は少し寒くて,目が覚めた.
5時前の出発時には,第二駐車場も満車になっていた.



ポカリ 1.5L,お茶 2L,水 500mL を含んだザックの重さは,
家を出発時に計ったところ,7.3kg であった.
ロングコースということで,意識的にゆっくりと歩く.
スイッチバックの登山道の登りは,なかなか先に進まない.
途中,砂礫で歩きづらく,ブルトーザーの道を歩かせろよなどと
考えながら,登っていた.

前回と比較して,今回はかなり楽であった.
しかし,2800m 付近から,頭痛・眠気・吐気の高山病の症状が出始める.
気がつくと呼吸がかなり浅くなっていた.



前回は,登山道と下山道の合流点にまで,ようやくたどり着いたが,
今回は,やはりつらかったが余力を残しながら,到着.
山頂までいくか迷ったが,14:00 になったら,引き返すと
山頂を目指して歩くが,すぐに頭痛と吐気がさらにひどくなり,
まだ,11時前だったが,3,100m付近で引き返すことを決意.
よせばいいのに,3,100m 付近でゆっくりと休憩をとった後に下山開始.
高山病のことを考えるとすぐに下山するべきだった.


吐気がすごく,大砂走りが飛ばせず,ゆっくりと降りる.
あまりにも眠いので,2,100m 付近で昼寝をして,だいぶよくなる.
下山後のザックをみると砂だらけ.
駐車場に着くころには高山病の症状もおさまり,すっかり回復.


いつかは,御殿場口コースもさくっと登れるようになりたい.
体力と高山病の克服をしないといけない.





帰りは,道志の道を通って帰宅.道志の道も混雑していた.
中央道の渋滞よりはましだとは思うが,青野の交差点 10km 手前から渋滞.